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質問144 西田先生のお話から実用英語に終着点はなく一生を費やして学ぶものだという事が分かります。最難関と言われている英語検定1級も先生のお考えに従えばあくまでもより高い位置を目指す英語学習者にとって一里塚と言えるかもしれません。しかし1977年に英検1級の全国最優秀賞、文部大臣賞を受けられた西田先生はやはりすごいです。全国最優秀賞がどのくらいのレベルなのか教えていただけませんか。また多くの人がなぜこの英検1級の壁を突破出来ないでいるのか。先生の私見をお願いいたします。(千葉県松戸市)
 いろいろお誉めのお言葉をいただきありがとうございます。でも、英語がすごくおできになる方はたくさんいらっしゃいます。また、すごくおできになる方がいらっしゃったとしても、それを気にすることはありません。実用英語の世界とは、英語ができる方々も、まだもう少しという方々も、すべて平等な立場です。競争の世界ではありません。ただ、レベルが高いと就職などでは役に立つことがあるかもしれません。でも、実際の社会では、レベルが低い人の方が、こんなふうに申し上げては失礼になるのかもしれませんが、“無茶苦茶な英語”で実用英語の目的を充分に果たしていらっしゃる方々が数多くいらっしゃいます。むしろ、レベルの高い方々の方が、怖じ気(おじけ)づいてしまって英語がしゃべれず、
 「こんなのじゃ役に立たん!」
と、かんかんに怒っていらっしゃる雇用主もいらっしゃるとお聞きしています。
 けっして、あの方は何級、あの方は何々試験で何点の保持者などという基準で実用英語をお考えにならないのがよろしいでしょう。それはあくまで便宜上の基準であり、実力とは、怖じ気づかずにしゃべれる能力だといった方が的確なのかもしれません。

 なお、「多くの人がなぜ英検1級の壁を突破出来ないでいるのか」ということですが、まず、英検一級に合格できていらっしゃらない方々でも、この方々の方がすでに合格していらっしゃる方々よりはるかに上手に英語をお話しになることが多いのは今もお話ししたとおりです。まだ合格できていないからといって、けっして悲しむことではありません。大切なのは、お勉強をつづけることです。合格してもしなくても、お勉強をつづけていただきたいと思っています。

 お勉強をすればするほど、知らなかったことが山ほどあることに気づきます。Positive thinking でいきましょう。知らないこと、知らなかったことが山ほどあるからこそ、楽しくなってくるのです。私も、その楽しさ、喜びを自ら生徒に伝え、生徒とともに毎日学習をつづけています。

 考え方によっては、合格してしまった人の方が不幸せなのかもしれません。ほとんどの人はそこで学習を終えてしまっていらっしゃるような気がしています。これについては、このあたりにしておきましょう。

 無理のないペースでお励みください。ゆっくりゆっくりいきましょう。ご質問ありがとうございました。
(西田)
事務局よりちょっと一言
いろいろなご質問を e-mail でお寄せいただきありがとうございます。
学院長は毎日、たくさんの授業を受け持っておりますので、なかなか皆さまのご質問すべてに即お答えする時間がございません。
少しずつではありますが、このコーナーをおかりして回答させていただきますのでご了承ください。
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(日高)