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質問164
 西田先生。初めてメールさせていただきます。
 小生、中学、高校で英語を習いましたが,英作、英会話はからっきし駄目で、辞書とくびっぴきでなんとか英文を読解する程度の実力でした。それでも英語が嫌いではなかったので、61歳の現在まで趣味として英語に親しんでおります。
 先日、書店で立ち読みしていた折に、何気なく先生の「英語は冠詞だ」を手に取り、ページをくったところなかなか面白そうだったので購入しました。家に帰って早速読んでみたところ、説明が論理的、具体的、明快で実にわかり易くなされており、冠詞の意味が頭の中にスッキリとおさまりました。最近英語の冠詞の重要性に気づいてきたところでもあったので,このような素晴らしい本にめぐり合えたことを感謝します。
 ところで、先生は本書の中で、「
無冠詞という言葉にかわる何かよい表現方法を検討中であると述べておられます。これが妙案かどうかはわかりませんが、ふと私の頭に浮かんだのが「透明冠詞」という言葉です。小説や映画で見た「透明人間」という言葉からの連想です。すでに先生のお考え済みの言葉かもわかりませんが、なにかの参考になればと思い、あえてメールをしたしだいです。今後ともご活躍のほど、祈念いたしております。
 一愛読者より
 どうか英語を人生のなかでの楽しみの一環としてお気軽におつづけください。何か趣味を持つということはすばらしいことです。中でもとくに英語が趣味ということで、私にとってはうれしいかぎりです。何でも結構です。もしよくおわかりにならないところがあれば、どうかご遠慮なくお便りください。

 ところで、今回は、「無冠詞」という言葉への置きかえとして「透明冠詞」というご提案をいただきました。これはすばらしいと思い、先日より授業で使わせていただいるところでございます。

 「無冠詞」というと zero article というよりも、むしろ "冠詞が無い" という意味で no article とお考えになってしまわれる方が多く、どう説明すれば「無冠詞冠詞とは zero article という目に見えない冠詞なのだ」ということがわかっていただけるかと常に思案していたところでございます。「透明冠詞(invisible article)」という名前でよべば、文字通り目に見えない冠詞であり、冠詞の省略(冠詞が省略されていることによる no article という意味での無冠詞)という概念からの区別が明確且つ容易になることでしょう。

 よい言葉を教えていただきまして、ありがとうございます。『英語は冠詞だ』という本で、「無冠詞」という言葉を「透明冠詞」に差し替えることが可能かどうか、今後研究してみたいと思います。本当にありがとうございました。
(西田)
事務局よりちょっと一言
いろいろなご質問を e-mail でお寄せいただきありがとうございます。
学院長は毎日、たくさんの授業を受け持っておりますので、なかなか皆さまのご質問すべてに即お答えする時間がございません。
少しずつではありますが、このコーナーをおかりして回答させていただきますのでご了承ください。
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(日高)