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質問171
 西田先生こんにちは。E-対話いつも楽しく拝見させていただいております。初歩的な質問で申し訳ないのですが、よく辞書を引きながら読んではいけないということを耳にします。このことは英英辞書についても同じことが言えるのでしょうか?
 辞書を読んではいけない、という方がいらっしゃるのですか? ご質問の意味がよくわからないのですが、辞書を引いたら、中に書いてあることをしっかりお読みください。これは英英辞書にかぎらず、日本語の国語辞書についても、またその他どの言語の辞書についてもいえることだと思っています。
 
 そこで、英英辞書について少しお話しをしておきましょう。

 英英辞書は読むものです。ふつう電車などで移動するときにはちょっとした本を手にして、それを読みながら、あちこちに移動している方がいらっしゃいます。それはそれでよろしいのですが、その本を英英辞書に変えて、その辞書を読みながら移動するとよいかもしれません。
 辞書って、とても便利なのです。どのページから始めても、またそのページのどの言葉から読み始めても、それぞれが短時間で解決するよう構成されているということです。何ページも何ページも読まないと筋書きがよくわからない、というものではありません。わずか数行できちん完結していることがよくあります。読みやすい。読みごたえがある。そして、読むたびにとても勉強になる。そういう利点を備えているのが辞書なのです。どうか旅行など、遠くにお出かけのときは片手に英英辞書を持ってお出かけください。よろしくお願いいたします。

 ところで、英英辞書は英会話上達の秘訣の重要な一つです。
 英語会話力では、できれば上級というレベルをめざしましょう。もちろん、その上には超級および超々級というレベルがありますが、まず上級をめざしましょう。
 まず、すぐには上級にはなれません。でも、上級をめざすことにより、中級で少しでも高い中級にレベルが上がっていくのです。
 中級というレベルを細かく分類すると5つのレベルに分類することができます。中級下の下、中級下の上、中級中の下、中級中の上、中級上という5つのレベルです。その階段を上がるためには、上級の知識と運用能力が必要です。とくに重要なのが運用能力です。上級で求められるさまざまのタスクをどの程度の運用能力で演ずることができるか。これによって中級でのレベルが決まります。

 上級で求められている運用能力の一つが、「段落で話せる」という会話力です。段落とは、単に文の集合体ではありません。複数(3つ以上)の文章が集合しているのですが、さまざまな約束事に基づいて集合している状態を段落といいます。その約束事がわかれば、じつは英英辞書に記載された各項目がそれぞれ段落という形態を整えた上で構成され解説されていることがよくわかります。
 そこで、今はもしかして段落そのものについての詳しい知識がないかもしれません。でも、とりあえず今は詳しい知識がなくっても、常日頃から英英辞書を読む習慣を身につけてさえいれば、知らず知らずのうちに段落の約束事が習慣として身についてしまうことが考えられるのです。知らず知らずの間に高度な知識が習慣として身につく。もしかすると、これこそが最高の学習方法なのかもしれません。
 どうか日頃から英英辞書を片手に、時間があれば、どんなに短い時間でも、適当にどの単語でもかまいません。パッと開いたページのどの単語でもかまいません。辞書を読みましょう。よろしくお願いいたします。

 今回はご質問ありがとうございました。また何かございましたらお便りください。ご質問を楽しみにお待ちしています。ありがとうございました。
(西田)
事務局よりちょっと一言
いろいろなご質問を e-mail でお寄せいただきありがとうございます。
学院長は毎日、たくさんの授業を受け持っておりますので、なかなか皆さまのご質問すべてに即お答えする時間がございません。
少しずつではありますが、このコーナーをおかりして回答させていただきますのでご了承ください。
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(日高)