学ぶなら本格的正統派ESC Since 1969



質問172
 No171の質問をした者です。お忙しい中ご回答ありがとうございました。早速和英辞書[sic]から英英辞書にきりかえました。
 ところで質問の仕方が悪かったようで何度も申し訳ないのですが、英文を読むときには前後の文脈から単語の意味を推測してなるべく辞書を使わないほうがいいとよくいわれます。
単語の意味が分からない時はすぐに辞書をひいてよいものなのでしょうか?それとも推測することが大切なのでしょうか?
 私には前後の文脈すらわからないことが多いのですが学校では引かないように言われます。この点についてどうかご回答よろしくお願いします。
 いえいえ、それはぼくがご質問の意味を取り違えたのかもしれません。でも、こうして再びお便りいただいてありがとうございます。

 ところで、和英辞典は使ってもよいのですよ。ただ、そこに出てくる英語は、いちいち、面倒くさいかもしれませんが英英辞典で用法、定義、例や例文などを調べて後に使用しましょう。エイワ辞典は使ってはだめですよといいました。でも、きっとエイワ辞典をやめて英英辞典にしてくださったのでしょう。ありがとうございます。これからもずっと英英辞典を使用してくださいね。途中で、よく意味のわからないところがありましたら、またお便りください。楽しみにお待ちしています。

 さて、ご質問ですが、前後というよりも前からの流れにより単語の意味を推測しながら話を聴いたり、文を読んでいくのが正しい姿勢です。英語は日本語とは違って、まず導入とよばれる行為があって、その後に導入で言ったことを説明するという順序で話を展開します。

 ちょっとわかりにくいかもしれません。導入というのは、今からこうこうこういうことをお話ししますと、お話しする内容を概論的に前もって相手に知らせるという行為です。概論的に前もって内容をお知らせしておくわけですから、もっとわかりやすくいうと導入とはこれから言うことをまず要約してお話しするという行為、つまり「要約」の行為なのです。ここまでおわかりいただけますか。

 内容を前もってお知らせする、つまり、前もって要約し、その後に詳しくお話しする。そういう言語であるのが英語です。そのため、英語は日本語のように起承転結という順序でお話しいたしません。まずここまでよろしいですか。

 そこで、英語の場合、概論的に前もってお話しを要約するときに、ふつうよりもちょっとむずかしい言葉を使用することがあります。詳しくお話しする前の概論・要約ですから、わかりにくことが多いのです。そこに出てくる単語や表現などがちょっとむずかしことがよくあります。

 そこで、そのときに、「わっ、わからん! むずかしい!」とあきらめてはいけません。日本語は逆ですから、まずわかりやすく説明しておいて、その後にむずかしい言葉などで締めます。でも英語は順序が逆なのです。むずかしい言葉が先にできてきます。でも、(ここが重要!)次を聴く! 次を読む! これが秘訣なのです。からなず、次に説明してあります。そのときにむずかしかった単語の意味を推測するのです。

 というわけで、学校の先生がおっしゃっているのは正しいことです。日本語とはちょうど逆ですから、不慣れな点があるかもしれません。でも、やっているうちに慣れてきます。がんばってみてください。

 でも、やっぱりわからない、とおっしゃるかもしれません。そんなときは(読んでいるときは)、鉛筆でその単語に印をつけるのではなく、その行に印をつけて次を読んでみましょう。何回も読んでみましょう。そして、苦しいかもしれませんが、とりあえず、あなたなりの意味を推測してみてください。もしかしたら間違っているかもしれません。でも、かまいません。正しく推測できたか、正しくなかったかは問題ではありません。とりあえず、「こうこうこういう意味なのかな」って推測してみてください。そして辞書(英英辞典のことですよ)でその語句を調べてください。それでもわかんないときは、またお便りください。

 がんばってくださいね。ただ、日本語とは順序が逆なだけのことなのです。気軽な気持ちでがんばってみてください。じゃあ、またね。今回は再びご質問ありがとうございました。
(西田)
事務局よりちょっと一言
いろいろなご質問を e-mail でお寄せいただきありがとうございます。
学院長は毎日、たくさんの授業を受け持っておりますので、なかなか皆さまのご質問すべてに即お答えする時間がございません。
少しずつではありますが、このコーナーをおかりして回答させていただきますのでご了承ください。
未回答質問集を準備しています。左のアイコンをクリックしてください
ご質問は左のアイコンをクリックしてください
(日高)