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質問173
 質問させていただくのは初めてです。10年以上前になりますが、福岡在住の時、西南学院大学での先生の講演会に出席したこともあります。西田先生の著書は「実用英語の論理」を始めとして現在入手できるものは全部拝読いたしました。どの本も類書(類書というのは不適格かもしれません)にはない切り口なので、どれも目から鱗が落ちる感じでした。このホームページもいつも拝見させていただいています。
 さて、私は独学ながら
超級を目指しています
 現在の勉強法としては
 @英字新聞(一面、社説、国際欄、スポーツ欄を中心に速読、記事によっては音読)
 Aリスニング(BBC,CNNほかCD)通勤時間内を含めて最低1時間。
 BNHKラジオ「ビジネス英会話」
 Cペーパーバック(ミステリー他)通勤・昼休み
 Dライティングは仕事で使うEメールや和英翻訳の投稿など 
 E工業英検1級の対策などです。
早朝とか通勤時間、出張時の移動時間や生活の中の隙間時間を見つけて毎日2時間くらいは英語学習の時間を捻りだしています。留学の経験はありませんし、今の年齢や状況を考えると今後もないと思います。自分ではスピーキングが弱いと思っています。留学経験なしに独学で
超級の域に達したいと思いますし、特許翻訳の勉強もしたいと考えています。超級に向けての勉強で欠けている点が多々あると思います。何かアドバイスがあれば、素直に実行したいと思います。よろしくお願い致します。
 超級をめざしていらっしゃるということで、それはとてもすばらしいことだと思いました。まず、めざすレベルをはっきりお決めになり、それに向かって緻密な計画をたて実行なされるということはとてもすばらしいことです。感動しています。

 @からEまでの現在なさっていることはもちろんお続けください。でも、無理をなさって身体をこわすことのないようご注意ください。よろしくお願いいたします。

 読む、聴く、話す、書く。この4つの技能をそれぞれ「1」としましょう。すると、「1+1+1+1」…と「1」を4回足すと「4」になるのがふつうの計算なのですが、実用英語(日常会話)の世界では、「1+1+1+1」…と「1」を4回足して、やっと「1」になる(と、『英語は超訳だ』という本の中で書いておきました)。つまり、「1+1+1+1=
」である、というのが実用英語(日常会話)の世界です。そのため、上の4つの技能のどれ一つとして軽んじる(ということではないのでしょうが、それに類する結果になる)ことがあってはなりません。もし、「話す」という技能に不足をお感じであるならば、それを常日頃から補っておかなければなりません。食べ物に好き嫌いがあってはならないように、この世界でも好き嫌い、あるいは好き嫌いに似た偏(かたよ)りがあってはなりません。

 「読む」「聴く」という2つの技能は受信型の技能と考えてみましょう。すると、「話す」「書く」というのは発信型の技能と考えることができます。受信型技能は訓練しやすいところがあるのですが、発信型技能については訓練しにくいところがあるかもしれません。でも、上のレベルをめざす以上、がんばらなくてはなりません(でも、無理しないでくださいね)。

 「書く」技能については、「Dライティングは仕事で使うEメールや和英翻訳の投稿など」をなさっているということです。「翻訳の投稿」とは具体的に何をなさっているのかよくわからないのですが、「翻訳」そのものよりもむしろご自分の文を作成なさる訓練が必要なのかもしれません。実用英語とは、何といっても専門的知識なく演技する日常会話のレベルの英語であるため、翻訳ができることと、ご自分の考えを自由に且つ論理立てて明確に述べることができるということとは性格が異なってまいります。後者ができないと超級という高いレベルの修得はむずかしいかもしれません。でも、「翻訳の投稿」もお勉強の一つですから、どうかお続けになってください。超級をめざしていらっしゃるわけですから、よいことはすべて実行なさっていただきたいと思います。

 なお、超級をめざされる以上、超級とはどのようなレベルであるのかをしっかり研究しておきましょう。さらに、超級をめざすと同時に大切なことは、上級のお勉強も忘れないでいただきたいと思います。上級でなければ超級であり得ません。基本(この場合は「上級」)を怠ることのないよう、常に上級を復習しながら超級をめざしていただきたいと思います。

 少しはアドバイスができたでしょうか。また何かございましたらお便りください。無理のない程度にがんばってくださいね。応援しています。今回はご質問ありがとうございました。またお便りください。楽しみにお待ちしています。
(西田)
事務局よりちょっと一言
いろいろなご質問を e-mail でお寄せいただきありがとうございます。
学院長は毎日、たくさんの授業を受け持っておりますので、なかなか皆さまのご質問すべてに即お答えする時間がございません。
少しずつではありますが、このコーナーをおかりして回答させていただきますのでご了承ください。
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(日高)