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Volume 739, 2004

アロヨ大統領や森総理などの通訳も!
舞台裏での苦労とは

Michael
外務省勤務
 外務省に入られて8年。通常は大量破壊兵器(核、生物、化学兵器)に関するお仕事をなさっている Michael(ESC名〓写真)ですが、外国から要人が来日されたときなどは通訳としても活躍されています。これまでにアロヨ大統領や森総理、安倍幹事長などの通訳として、会談やレセプション、晩餐会などで経験を積まれています。
 通訳に選ばれるのは、入省後5年間、毎年行われるILR(※「英語は超訳だ」20ページ参照)
の試験結果によるそうで、通訳相手や状況に応じ、人事課から依頼があるとのこと。
 「数日前とか前日に、しかも本来の業務とは全く関係のない部署からの依頼がほとんどなので準備も大変。特に会談の場合は微妙な表現の違いが重要になることが多いので神経がすり減る。何百人もの前でいきなりアドリブでスピーチを始める人、原稿がある場合でも途中からアドリブに大旋回する場合などは大変」。まさに、臨機応変に処理できる、正確で高度な運用能力がないとできることではないですよね。
 そんな Michael、英語学習は筋金入り。きちんと学習を積めば超級になれることを教えてくれた Michael (Newsletter 551)ですが、「しっかりした文章を運用するためには、文法の基礎が大事。定期的に文法書などを復習しないといけないと思っています」とのこと。
 仕事が忙しい今、MDに録音したPBSのニュース番組を通勤中に聴く程度だそうですが、これは英語の勉強というよりはアメリカの情勢や世論をフォローするためだとか。
 「また自分の弱点を冷静に分析し、そこを集中的に鍛えることがいい」というアドバイスも。
 ただその度合いが生半可ではないことや、今の力にあぐらをかくことなく自己に厳しい姿勢、そしてお休みの日を海で過ごすという一面も父親(学院長)ゆずりでしょうか。いつしか日本の外交の舵取り役としてご活躍ください。
(R.H.)
(文責:日高)
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