学ぶなら本格的正統派ESC Since 1969


Volume 763, 2005
イギリスの教育を
もっと知るために英語を!

Eliza
Challenge++ ・ 大学助教授
 「今、佐賀で講演が終わったばかりなので1時間くらい遅れます」と、いつもお忙しいEliza(ESC名〓写真)。ご専門は「イギリスの初等・中等学校の学校、教員評価」で、フィールドワークとして毎年イギリスの学校を訪問、校長や教頭先生にインタビューされている Eliza。
 「イギリスで一生懸命3〜4時間かけて英語でインタビューしていると、質問の内容がクリ
アになるまで何度も何度も聞かれたりしていたのは、かなり甘やかされていたんですね。一方でイギリスの教育技能省など政府関係の方は『寛容さを大切にしているから』と、話すスピードも落とさず、対等に話しかけて来られる。そんな時は日本人だからと甘えずにがんばらなきゃと思い、必死で話します」
 クラスでもとても明るい Eliza の信条は「英語は度胸」。失敗してもいいから、とにかく話すこと。ただし、ここ(ESC)に来るようになってからは「やはり正確にきちんと話すことの大切さをしみじみ感じます。伝えたいことをきちんと伝えるにはやっぱり文法が大切。自分が言いたいことがうまく伝わっていないときは西田先生はきちんと指摘してくださるので、とってもありがたいです。もっとがんがん言っていただいてもいいくらいです。今度イギリスへ行くときはちょっと違うかなと思ってます」。
 そんな Eliza、そもそもは高校の英語教師だったそうです。現場で教えているうちに学校にもいろんな問題があふれだし、教育現場の荒廃に直面。そのことがもう一度「教育」を見つめ直すきっかけとなり、退職してイギリスへ留学。
 「今ではサッチャー首相の教育改革以来、イギリスの最優先課題は教育。毎日毎日テレビや新聞で教育論争が特集されている。私はロンドンの貧困地区も研究対象なので、他民族との共存・共生を考えるイギリス人のパワーにじかに触れる。そんな中で、アジア人としてではなく地球人として対等に外国の人々と話したいですね」。
 教育の話となると熱がこもる Eliza のパワーで、日本の教育も良い方向へ変わる予感さえ感じます。 
(R.H.)
(文責:日高)
office@esc-tn.co.jp