学ぶなら本格的正統派ESC Since 1969


Volume 825, 2006
カナダからメールで通信受講!
Elaine (臨床心理士 ・通信 Paragraph Writing Course)
カナダで心理学を学んでいます
 臨床心理士 (clinical psychologist) の Elaine (ESC名〓写真)は聴講生としてカナダの研究所で学ばれています。「今取り組んでいることの一つに行動障害、いわゆるキレる子どもの心理治療プログラムがありますが、治療センターでのプログラムを実際に使うためのトレーニングのセミナーに参加したり、いろんな人との出会い
を通して考え方を学んだりしています。ここでの経験が、帰国後仕事に直接役立つ」と Elaine。
 受講のきっかけは研究所のレポートできちんと説得力のある文章を書きたいと思われたことと、もっときちんと理解したい、きちんと意見を述べたいと思われたことが大きな動機付け。現地でも academic writing のコースを取られたそうですが、適切なアドバイスが得られず途中でやめてしまわれたとか。
 「西田先生の通信での内容には大変満足しています。先生は答を簡単に教えてくださるのではなく、いくつかくださるヒントを基に修正の段落を作るのに2,3日かかりますが、その過程が力になっているように思いますね。セミナーでの先生の話が、きちんと段落で展開されているのに気づくようになり、ポイントを押さえたノート整理がしやすくなった。実は話す力も伸びたように思うんですよ。焦点をしぼった話し方を意識するようになってからは、議論好きの北米人たちの間でも質問攻めにあわなくなりました」とは嬉しい報告です。

昔、ESCに通ってました
 じつは Elaine、中学高校の頃から5〜6年、ESCに。その間西田先生の日本語を一度も聞いたことがないそうで、今でも心に残ったエピソードをいくつか記憶しているとか。
 その後は県外の大学に進まれましたが、「今こうして英語で意見を交換できるのも、西田先生に仕込まれたおかげです。セミナーには日本からもたくさんの専門家が見学に来られたそうですが、実際に参加したのは私一人だけだったそうで、コーディネーターの方に喜んでもらえました。やはり英語が大きな障壁となるそうです」。
 外国で暮らすと自然と英語は上達するというのはあくまで神話とおっしゃる Elaine ご自身、大学時代には New York Times を精読する講座を3年間続けたり、修士論文の時や仕事上でも相当数の英語の文献を読んだりと、努力なさっています。「再びこうして西田先生のもとで学べる機会ができ大変嬉しく思う」と、すでに2期目を受講中の Elaine です。

Elaine のアパートからみえる雪景色は絶景です
カナダの生活レポート
 さて、厳寒のカナダでは気温も現在マイナス8度ほどで、朝持って出た飲み物が帰りには凍り始めるとは想像を絶する寒さですね。
 「移民が多く民族的な多様性がカナダの特徴ですが、母国では戦争をしていた国の人同士でも、ここではお互いを尊重しながら仲良く暮らすのがモットーのようです。また、社会全体が日本に比べるとローテクで、のんびり暮らしています。バスもいつ来るかさっぱり分からないし、地下鉄も時刻表などありません。でも家族と過ごす時間をとても大切にしているので、金曜日ともなると週末を家族で過ごす人たちの車で大混雑。土日の夕方にはダウンタウンを除けばお店も早くに閉店してしまいます。福祉国家のカナダでは日本に比べ、平均収入もずっと低いですが、皆お金をかけずに生活の中でちょっとした楽しみを見つけるのが上手ですね」

トロント・ウオーターフロント
http://www.ecao.ca/TO-2002/index.asp?doinc=torontoinfo.html より転載
 なるほど、おおらかで温かみのあるカナダの国民性が伝わってくるようですね。トロントという街の名は本来「人が出会って交換する」という意味があるそうです。その言葉どおりいろんな人との交流を通してエネルギーをどんどん蓄積し、カナダでの生活を実りあるものにしてください。
(R.H.)
(文責:日高)
office@esc-tn.co.jp