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Volume 831, 2007
英語論文が論文誌に掲載!
Marie(個人授業科/通信教育科・愛媛大学教官)
 Marie (ESC名〓写真、Newsletter #788) が研究されている宇宙観測の電波望遠鏡用アンテナに関する論文 "A Suggested Arrangement of Grooves for Enhancing the Return Loss Performance Characteristics of Submillimeter-Wave Corrugated Horns"が、6月、論文誌 Publications of the Astronomical Society of Japan (Vol.59,No.3,2007) に掲載されることが決定。おめでとうございます。
 しかも南米チリに日米欧共同で建設中の施設に、この論文で発表された技術が採用されることもすでに決定しているそうです。
 すごいですね。というのは、その実績で日本の価値が高まるだけでなく、制作に関わる部品などを作る産業界の競争や発達にも寄与することになるからです。
 技術の新規性から、特許に匹敵する内容ですが「特許は考えてない。論文に掲載れることで、誰もがその技術を利用できるので、それは産業の発展にとても貴重。またこれからも研究したいこともあるし、それに科学者はどれだけ論文を書くかが仕事の評価につながるので今後も論文はまだまだ書きたいので」とのこと。
 また日頃から国際会議でアジア、欧州へ出張も。「どんなに立派な研究をしても、それをきちんと英語で説明できないと誰も認めてくれないのが研究者の世界。英語は非常に重要です。たとえば同じ内容の論文を日本語で書くのと英語で書くのとでは文の構成が全く違うわけで、日本語を単に英語に訳すという感覚では絶対にいい論文はできない。授業で西田先生が言われることは、そのまま論文の作成にも役立つ。科学の英語というと、ただ淡々と事実を述べる印象があるかもしれませんが、科学や機械の分野でも、つまるところ人間が相手。自分が本当に言いたいことを気持ちの入った英語で表現することの重要性は、西田先生の授業を通して得たこと。また、子どもの理科離れが問題になっていますが、科学の面白さを分かりやすく伝えることも私の役割だと思う。学問を伝承する言語の一つとして、英語でも伝えられるようになれるといいなと思う」とのことです。
 いつしか広く Marie の技術の恩恵に浴する時がくるのでしょうね。
(R.H.)
(文責:日高)
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